
| 1999年4月24日発刊 |
| ※B5版用紙に印刷出来る様、若干行間を変えてあります。 |
§今月の工房から
| − チェスト・オブ・ドローワーズ(整理ダンス) − | |
![]() 900mm(縦)×900mm(横)×450mm(奥行) |
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| 欧米の整理ダンスの引き出しは深さが一定である例より、このケースの様に深さが変化する物が多いようです。 いろいろな物を収納する事を考えれば、いろいろな深さがあった方が合理的と言うことなのでしょうか。 この作品の主な素材はアメリカンチェリーです。引き出しの縁取りはブラックウオールナット、側板は栓(セン)、底板には松材を用いております。仕上げは OSUMOカラーのクリアー仕上げです。 アメリカンチェリーは日本の桜材と比べ色が濃く、時代の経過とともに、色の深みが増して行きます。 |
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1.ご挨拶とご連絡 |
| 半年以上TAMA CRAFT通信の発行が出来ませんでした事をお詫び申し上げます。この半年間に私個人には大きな変化があり、昨年の10月に35年勤務致しました会社を定年まで少し残し退社致しました。 退職し、時間が自由に使えるようになり、TAMA CRAFT関係で今まで懸案の事項の準備を始めた所、全く時間が足りなくなり、「TAMA CRAFT通信」の発行が出来なくなると言う、思いがけぬ結果となりました。 これを機会にやったこと、準備をしていることは下記の通りです。 |
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(1)名簿の整理 |
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(2)スキャナーの導入 |
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(3)総合カタログの改訂 |
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(4)ホームページの開設 |
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(5)事務処理のコンピュータ化 |
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(6)連絡先 |
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(7)木工教室・工房のご見学 |
| 2.あれば便利な小物 |
| 「手作り木工辞典NO.36,37」で米国製の木工用ジグ・工具でちょっと変わった、便利な小物をご紹介しております。 詳細は「手作り木工辞典」で見て貰いたいのですが、誌上でご紹介した物の内、今まで、TAMA CRAFT通信誌上他で価格をご紹介したことの無い物の基準価格をご連絡致します。 |
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3.FORREST社の丸ノコ刃 |
| 米国のテーブルソーの刃の標準サイズは10インチです。このサイズ刃は超激戦区であり、メーカーの数も10社を越えます。 価格は大体$50〜60位と言うのが相場です。しかし、その中でFORREST社の刃は$100以上の高価格が通っており、その高性能振りは全ての木工雑誌の比較テストで常に1位を得ていることでも証明されています。 この刃の高性能ぶりを実感するには、合板を切断した場合に裏側の毛羽がほとんどたたない事でも分かりますが、一番驚かされるのは、その縦切りをした面の滑らかさにあります。 普通のテーブルソーの刃で縦切りをした場合は切断面のスムースさに欠け、手押しガンナ等での仕上げが必要ですが、FORREST社の刃の場合はカンナで仕上げたと見間違う程のスムースさと艶がえられます。(特に堅い木程一般の刃との差が出ます。) FORREST社の刃の高性能の秘密は最高の素材を丁重な加工で仕上げていることにありますが、6インチ、7インチの小径の刃には他社の刃に見られない大きな特色があります。 通常の160mmの刃は、刃本体の厚みが0.9mm〜1mmであり、刃のアサリを含め、切断時の幅は1.6mmと言うのが標準ですが、FORREST社の刃は本体の厚みが2mm、アサリを含めた切断時の幅が3.2mmあり、これは10インチ(25cm)の標準刃の直径だけを小さくした物と同じです。 この一般の物と比べ2倍の厚みを持つ刃は、切粉が多く、木取りの効率が悪くなると言う欠点もありますが、剛性が格段に高く、刃の逃げが無く、非常に精度の高い切断を可能にしております。(堅い広葉樹材を0.5mm単位で横切りしても、刃の逃げは全くありません。) FORREST社の刃は今まで、米国製のテーブルソーを持っている人しか楽しむことが出来ませんでしたが、最近電動丸ノコ用の6インチ(15cm)、7インチ(17.5cm)の刃が発売され、取り付け穴のオーダー加工が始まった事で、日本製の電動丸ノコでも楽しめる用になりました。 TAMA CRAFTでは、FORREST社に特注し、日本仕様の20mm穴の物を用意致しました。 |
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| 4.オイルフィニシュの研究 |
| 最近、オイルフィニッシュを体系的、学問的に解説した記事が見られます。 「手作り木工辞典」誌上の鯛工房の葛城氏の記事、インターネットにホームページを出しているWWMの宮本氏の記事などが非常に参考になります。 TAMA CRAFTでは仕上げはチークオイルを中心に、食品に接触する用途にはタンオイルを併用して参りましたが、両氏の記事に啓蒙され、チークオイル以外のオイルフィニッシュの実地テストをしてみました。 オイルは危険物(可燃物)と言う理由で、航空便で運ぶことを断られる事が多く、気軽に世界中の銘柄をテストするのが難しいのが難点ですが船便で取り寄せた物、日本で入手可能な物をテストしてみました。テストした銘柄は以下の通りです。 ・チークオイル(関西ペイント) ・タンオイル(100%ピュアー WOODCRAFT) ・WATOCO ・DANISH OIL(J.E.MOSER’S) ・OSMOカラー(ノーマルクリアー/エキストラクリアー) ・SAM MALOOF(Poly/Oil) ・SAM MALOOF(Oil/Wax) 以上の7銘柄です。 |
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(1)価格(¥/リッター)
日本で買える物は国内の小売価格を、外国の物は現地の小売価格で比べました。
日本で買えるのは、チークオイル、WATOCO、OSUMOカラーですが、日本の価格の高さが目に付きます。WATOCOの場合を見て下さい。 米国価格はガロン缶、日本の価格は200cc缶ですので直接比較は出来ませんが、米国の場合は一番小さいパイント缶(470cc)で¥2000/Lですので、日本の価格は米国の2倍以上であることは間違いありません。 ドイツのOSUMOカラーは米国の通販市場に出ていませんので比較は出来ませんが、ドイツ本国での価格はもっと安いと思います。 |
| (2)オイルの性格 タンオイルは天然のオイルですが、他のオイルは混合物です。天然のリンシードオイル、タンオイル、カルナバワックス、ビーワックス等や人工の合成物質であるポリウレタン等を石油化学系の溶剤、又はアルコールに溶かした物です。(成分を明らかにしているOSUMOカラー、SAM MALOOFとその他の明らかにしていない物があります。) 塗布作業上に大きな影響がある、粘度は一番低いチークオイル(水状)から一番高いOSUMOカラーのノーマルクリアー(蜂蜜状)まで大きな差があり、作業性は大きく異なります。食品衛生上の問題は、特に有害と言う物は無いと思いますが、日本の厚生省のテストを受け合格しているのはOSUMOカラーだけです。 OSUMOカラーの溶剤は天然のアルコール系の物であり、塗膜の安全性だけではなく、作業者に対する安全性でも高い評価が出来ます。 |
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(3)テストの方法 |
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テスト結果 |
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5.中古機械の売買希望 |
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※ご連絡、ご商談は直接お願い致します。 |
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| − 以上 − |
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TAMA CRAFT 代表 芝地 正履 〒158-0092 東京都世田谷区野毛1-12-6 TEL 03-3701-0968 小淵沢工房 〒408-0032 山梨県北杜市長坂町大井ケ森1176-659 TEL 0551-32-6709 FAX 0551-20-4331 E-Mail : shibachi@tamacraft.com URL http://www.tamacraft.com/ All Rights Reserved, Copyright© TAMA CRAFT 1999-2003 |