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1999年11月30日発刊
※B5版用紙に印刷出来る様、若干行間を変えてあります。

     §今月の工房から

− 子供用ベッド −

700mm×1400mm
大人用のベットのサイズはシングル、ダブル、クイーン、キング等色々ありますが子供用のベットはいわゆるベビーベット以外に見たことがありませんでした。
「欧米ではベビーベットを卒業した子供はどの様なベットで寝るのかなあ」と言う素朴な疑問を持っておりましたが、英国の有名なインテリア・家具ショップである、コンランショップで子供用のベットを見つけました。(新宿のコンランショップには子供用のベットは置いてありません。)
この子供用のベットはこのコンランショップのベットからイメージをいただいて作った物です。大きさはマットのサイズで700mm×1400mmであり、1歳から10歳ぐらいまで使うことを想定しています。部屋数が十分にあり、子供も小さいときから個室を持っているなら中途半端な大きさの子供用のベットは不要でしょうが、住宅事情が理想的でない日本ではこのような中間サイズのベットの存在価値もあるのではないのでしょうか。
技術的には全く標準的なベットの縮小版であり、ヘッドボードとフットボードをベット専用のボルトで固定し、取り外しの出来るスノコの上に9mmの合板を載せております。素材は古いワイン樽の解体材(レッドウッド)を用いています。


1.ホームページのリンク
TAMA CRAFTのホームページのリンク欄に会員の皆様のホームページをリンクさせたいと思います。現在、ご連絡を頂いたり、私が気が付いた9名の会員の方のホームページをリンクさせていますが、この他にも、ホームページをお持ちの方はいらっしゃいませんか?お申し出戴ければ、早速リンク欄に加えさせていただきたいと思います。


2.E−MAILアドレス
通信25号で約70名の会員の方からE−MAILアドレスのご登録をいただいたとご報告致しましたが、その後も徐々に増え続け、現在330名に達しました。
330名の内訳は従来の会員の方が半分、ホームページを見て新規にご入会戴いた方が半分です。この増加のペースは私の予測を遙かに上回るペースであり、いささか驚いております。E−MAILを始めてから特に増えたのは、技術的な相談です。現在メールチェックは朝・晩の二回やっていますので、E−MAILを頂いたお問い合わせは24時間以内にご返事が出来ていると思います。


3. 屋外用集塵機をつかった自動ガンナ盤集塵機の製作
●会員の黒田毅さんからの投稿です。
(滋賀県大津市本堅田4−15−25−130)
会員の皆様の中にはポータブル式の自動ガンナ盤を持っておられる方も多いと思いますが、こういった大量に木屑の出る機械の集塵はどうされているのでしょうか?広大な庭や本格的な集塵設備お持ちの方は別として、結構苦労されている方が多いのではないのでしょうか。取り敢えずカンナ屑が出るままにしておいて、最後にかき集めるということでも使用上は特に問題は無いのですが、健康のことや手間を考えると集塵機は是非とも併用したいところです。しかし大量のカンナ屑を処理できる本格的な集塵機は高価で場所もとりますので、アマチュアにはなかなか手を出しずらいものです。
それならという事で、国内各メーカーから「木工用小型集塵機」という、いかにも手頃そうな物が出ていますが、このタイプでも定価で5万円以上しますし、使い勝手もあまり良さそうではありません。確かに機械本体は非常にコンパクトでいいのですが、実際に使用するときには巨大なダストバッグが横にくっつく形になるので、かえって納まりが悪く案外と場所をとります。そして大きい物からパウダー状の物まで、すべての木屑を一つのダストバックに吸い込んでしまうので、中身を別のゴミ袋などに移すときにパウダー状の粉塵が飛散しないようにかなり気をつかわなくてはなりません。健康のことを考えてもパウダー状の粉塵を扱う回数は極力少なくしたいところなので、そういう意味でも好ましい構造ではありません。(図ー1)この点を改善する物として、欧米ではダストバッグに吸い込む前の段階で大きな木屑だけを別の容器に振り分ける仕組みを持ったいわゆる「Two−Stage」タイプのコンパクトな物(図−2)が



アマチュア用に比較的安価に販売されています。この方式が優れているのは言うまでもなく木屑のうちで殆どの体積を占めるカンナ屑やチップ状の大きな木屑とパウダー状の粉塵を振り分けてくれるところで、これにとって大きな木屑を処理するときには神経を使わずに一般ゴミと同様に扱えることと、ダストバッグを開けて粉塵を処理する回数を大幅に少なくできるという二つの大きなメリットが生まれます。但し大きな木屑を処理するときに上に乗った重いモーター部分をいちいち取り外さなくてはならないことが少し面倒です。
そこでコンパクトでしかも使い勝手の良い「Two−Stage」タイプの集塵機をと考えて製作した物が写真の物です。この集塵機ポイントは二つあって、一つは屋外用の集塵機(ブロア)のモーター部とダストバッグをそのまま利用していること、もう一つはモーターを載せる本体を二重構造にして、大きな木屑は横から取り出せるようにしてあることです。屋外用の集塵機を利用するアイデアは、実は私のオリジナルではなく米国の木工雑誌「Fine Woodworking」誌の古い投稿記事にあったのを拝借した物です。
屋外用の集塵機とは、庭の手入れをするのに木の葉などを吸い込んだり、逆に吹き飛ばしたりするためのガーデン用の機械で、各メーカーからいろいろ出ています。但し自作の集塵機に流用するためには容量の大きなダストバッグがついていることと、自作した本体に取り付けやすい構造になっていることが必要なのですが、これらの条件を満たしているのがマキタのUB61という機種です。
このUB61はガーデン用と言うこともあって価格が低く押さえられており、(定価27,800円)、ホームセンターなどでも広く扱われているので実売価格は更にお手頃なのが魅力です。またパワーも1000W以上あり、高速/低速の二段切り替えのおまけ付です。但しこの機械はマキタの製品の中でも「家庭用」を表す緑色をしていますので、耐久性についてはちょっと疑問です。ちなみに私の場合これを使い始めてから今年で確か5年目でしたが、この春ついにインペラの取り付け部分が折れてしまい、2台目購入となりました。もちろん使い方によっても大きく変わるでしょうが、購入価格からすれば充分に頑張ってくれたと思っています。
自作する本体は二重構造といっても特に複雑なものではなく、外箱を合板で作り側面の一カ所を扉にしておくだけです。中箱には家庭用の大きめのゴミ箱を利用しています。この様な構造にする事で、ホースやモーター部を外したりせずに木屑の入った箱だけを取り出すことが出来、使い勝手はすこぶる良好になります。
設計上のポイントは、中箱と外箱のすき間の木屑がこぼれないようにする工夫が必要なことと、吸い込まれた木屑の内、大きな物が中箱の中にちゃんと残ってゆくようにうまく空気の流れをコントロールする事です。ところが空気の流れをコントロールするというのは素人には容易なことではありません。なにしろ透明な集塵機でもなければ中の様子を見ることができないのですから、うまくいくまであれこれ試して見る以外に方法が無いのです。私も最初はスウィッチをいれたとたんにすべての木屑が中箱を通り越して全部ダストバッグに吸い込まれてしまいました。いろいろ工夫した末にようやくうまく行くようになりましたが、ここではあえて細かい解説は避けます。というのもこの部分が製作する上で最大の頭のひねりどころであり、おもしろいところでもありますから、これは是非とも挑戦する方々の楽しみとして取っておいたほうがいいと思うからです。
自動カンナ盤等と連結するには、メーカーがオプションで用意しているフードを取り付けるのが一番簡単です。したがって連結に使うホースのサイズも決まってきますが、マキタの場合は内径が75mmでこれもオプションで手にいります。問題は自作の集塵機とホースをどうつなぐかと言うことですが、幸いなことに簡単に手に入る配管用の塩ビパイプに外径がほぼ75mmの物がありますので、これを利用する事で自由自在に連結できます。さらに、自動ガンナ盤なども専用の台に載せるようにして、木屑の排出口と集塵機の吸入口が同じくらいの高さになるようにしておけば連結ホースの長さを最短にでき、非常にコンパクトにまとめることが出来ます。
さてこの集塵機も運転音がかなり大きいことや、目に見えないような微細な粉塵はダストバックを通り抜けてしまうことなどの問題はあります。しかし根本的に自動ガンナ盤の様なやかましい機械と併用するので音の問題は我慢出来ます。ただ微細な粉塵について万全を期するなら、TAMA CRAFTでも扱っている「JDSエアテック」の様なエアークリーナーと併用するのがベストでしょう。そこまでできない場合もせめて作業場の風通しをよくしてダストバッグが風下に来るような配慮はする必要があります。なお一般的によく使用する使い捨ての防塵マスクは、肺に深刻な打撃を与えるごく微細な粉塵に対しては効果があまり期待できませんので過信は禁物です。「防塵」の問題は日本ではまだまだ後回しにされがちですが、「作業の安全確保」と同じレベルで扱うべきものです。心に余裕がある我々アマチュアであればこそ真剣に取り組んで行きたい物です。



4.集塵機の2ステージ化について
黒田さんの投稿記事に出てくる「Two−Stage」の集塵機は日本では殆ど知られておりませんので、若干の解説をさせていただきます。木工用の集塵機は大きく分けると2つのタイプに分類できます。一つは米国で「SHOP VAC」と呼ばれている物であり、基本的には家庭用の掃除機を大型にした物とお考え下さい。(TAMA CRAFTで販売しているWAP、FEINはこのタイプです。)もう一つのタイプが木工の集塵機専用として設計・製作された物であり、モーターに直結された大型のブローワーが空気とともに木屑・粉塵を吸い込み、布製の袋に木屑・粉塵を集める物です。
前者のタイプにはフィルターがあり、一流メーカーの製品は微細な粉塵も良く捕捉しますが、容量が比較的少なく、自動ガンナ盤の様に短時間に大量の削り屑が発生する機械に対応出来ません。(全体の容量不足の他、ホースの直径も小さく詰まりやすい。)
後者のタイプは容量が大きく、ホースの直径も4インチと充分にあるのですが、フィルターが無く、集塵袋その物がフィルターの役目も兼ねております。
集塵機の「Two−Stage」化は両タイプともに有効です。
「SHOP VAC」を「Two−Stage」化すれば、容量の少なさを補えますし。大型の集塵機を「Two−Stage」化すれば、容量が増加する事はもちろんですが、木屑と粉塵を分離する事が出来るため、ブロワーに大きな木片が当たり、ブロワーの羽根が破損する事故が防げます。
それでは「Two−Stage」化はどの様にして行うのでしょうか。
「Two−Stage」化は本来の集塵機の手前にもう一つ容器を設け、その容器の中で空気の流れを調整し(竜巻状にすると言いますが、真偽のほどは不明)比較的大きい(重い)屑をこの一段目に落とし、細かい微粉塵だけを第二ステージ(本来の集塵袋)の運ぶ事です。
米国ではこの目的のために汎用的な30ガロンのブリキ容器にフィットする特殊な蓋が販売されており、簡単に「Two−Stage」化が出来ます。(容器の規格が完全に統一されており、どこのメーカーの物にも蓋がフィットする。)この米国規格のブリキ容器は極めてまれに輸入雑貨店で見ることもありますが、一般的には入手不能と言わざるを得ません。
もう一つの形態としては、やはり30ガロンの大型のファイバードラムを用いる方法です。理屈はブリキ容器の場合と全く同じですがファイバードラムの場合は蓋に締め付け用の金具がついており、密封がブリキ容器と比べ良いため、圧力損失が殆どなく高効率が期待できます。
TAMA CRAFTではこのファイバードラム製の「Two−Stage」キットを使用しておりますが、完全に理屈通りに行ってはおりません。
「最初のStageで空気の流れを調整し、重い屑だけ落とし、軽い微粉塵は第二Stageに送る」とご説明しましたが、最初のうちは、理屈通りに行くのでしょうが、第一Stageに木屑が溜まってくれば、空気の流れが変わり、特に最後は第一StageのINのパイプとOUTのパイプが殆ど直結された状態になってしまいます。従って、木屑と微粉塵の分離と言う理想はどの状態でも達成されるとは言えませんが、間違いなく容量のアップは見込めます。
TAMA CRAFTでは今までSHOP VACタイプの「WAP」や「FEIN」はご紹介してきましたが、大型の本格的な木工用集塵機のご紹介はしてきませんでしたので、ここで少しご紹介しておきます。
集塵機の大きさはモーター馬力と吸引空気量(CFM=キュービック・フィート・パー・ミニッツ)で表します。
DELTAの場合は1-1/2馬力(1200CFM)迄が115V仕様であり、それ以上のサイズは三相200V又は単相でも230Vになります。そして115V仕様の場合もスタート時の瞬間電流が20Aを超えるため、普通の日本のコンセントからではブレーカーが飛んでしまいます。(日本の場合一つのコンセントから取れる最大電流は20A、ブレーカーを30Aに交換すればOK)価格は、以外に安く1200CFMの物(DELTA 50−850)で米国市中価格で$330程度、日本に持ってきて基準価格で¥44,000程度です。
非常に安い物も時折見られますが(殆どがTAIWAN製)なによりもチェックするのはモーターが汎用モーターであるか、誘導モーターであるかと言うことです。汎用モーターの場合は非常に騒音が大きく、とても一日中使える物ではありません。
最後に、この「Two Stage」の概念を簡単に体験する方法をご紹介いたします。
準備するのは、家庭用の掃除機、段ボールの箱(宅急便サイズで言えば100から120サイズぐらい)ですが、ホースは2本必要です。
方法は実に簡単で。段ボールの箱のつなぎ目を全て、ガムテープでシールいたします。次ぎに、段ボール箱の一つの面になるべく離して、ホースが入る穴を2つ開け、ホースを差し込み、空気が漏らないよう周辺をやはりガムテープでシールいたします。 これで完成です。これでスウィッチを入れれば、ゴミは段ボール箱経由で掃除機に吸い込まれ、重いゴミはダンボール箱にとどまります。あまり穴の位置が近いと箱の中で空気の流れが繋がってしまい、箱の意味が殆どなくなります。
穴と穴の間に仕切り板を入れるなどして、いろいろとテストしてみて下さい。
良い条件がつかめたら、同じ物を合板で作り直せば、家庭用の掃除機を使った木工用の集塵機が完成です。 
30ガロン・ファイバードラムを使ったTwo−Stage化キット(内径100mmのホース用です。多少加工が必要です。) 基準価格 ¥10,000
DELTA50−850集塵機 基準価格 ¥44,000



5.輸入広葉樹材
前号で予約注文を取りました輸入広葉樹材はお約束より1ヶ月遅れの9月末にやっとお届けする事が出来ました。最初はTAMA CRAFTの小淵沢工房に新設した屋根のついたベランダで仕訳をするつもりでしたが、予想外の注文量になり、とてもTAMA CRAFTでは捌ききれなくなり、ヤマト運輸の韮崎営業所のヤードを借りて台風18号の雨と競争しながらの梱包作業となりました。
10トン車一杯の材木を約150束に再梱包致しましたが、若い助手に手伝って貰いまるまる二日の作業でした。全くの体力勝負のこの様な作業が後何年出来るかと少し心配しております。
品質は予想通りかなり良い物であり、ほとんどの方はご満足戴けたのではないかと思っています。 多少余分に取ってありますので、追加注文・新規御注文にも答えられますので、宜しくお願いいたします。(4/4インチ、1/2インチ共に在庫があります) 価格は前号でお知らせしたとおりですが、12月は為替の調整がなく基準価格通りでお出しできます。



6.ベルト/ディスクサンダー
TAMA CRAFTでは今まで、据え置き式のサンダーを使いませんでしたが、小物雑貨を数多く作るようになってから、ベルト/ディスクサンダーを愛用しております。加工の基本の一つに、軽い方を動かすと言う物があります。大型の家具の場合は、作品を固定し、サンダーの方を動かしますが小物雑貨の場合は逆にサンダーを固定して、作品を動かした方が合理的ですし、きれいに仕上がります。
「手作り木工辞典N0.41」でご紹介したTAMA CRAFTの小物雑貨作りでは殆ど全ての作品の仕上げは、このベルト/ディスクサンダーを使用しておりますので、具体的な使用法はこの記事を参照して下さい。
この種のサンダーは台湾製の小型の物(ベルト=4インチ・ディスク=6インチ)が時々大手DIY店で販売されていますが、馬力不足で加工材を少し強く押しつけると止まってしまいます。やはりベルト=6インチ・ディスク=9インチで1馬力のモーターが必要です。
使用上の留意点としては使用するサンドペーパーの番手につきます。最初は#80が付いてきますが、このままでは荒すぎて、(特に針葉樹材の場合)コントロールが難しく、仕上がりもサンドペーパーの筋が残ります。TAMA CRAFTがお勧めするのは#120です。コントロールのしやすさと仕上がりのきれいさのバランスがうまく取れております。
なお、この様な動力サンダーにはサンドペーパーのクリーナーは必須です。これを使えば、サンドペーパーの寿命が5倍以上になります。
DELTA 31/695 ベルト・ディスクサンダー 基準価格 ¥45,000
#120ベルト 基準価格 ¥1,200/枚
#120ディスク 基準価格 ¥975/枚
サンドペーパークリーナー 基準価格 ¥1,500



7.中古機械の斡旋
●木工万能加工機(西野製作所SA60KS1008)
・手押しカンナ幅 240mm
・丸のこ直径 350mm
・自動ガンナ幅 290mm
・200V三相(動力線)
かなり古い物ですので無料ですが、自分で引き取りに来られる方。
(埼玉県久喜)連絡先:酒井 正富さん
TEL:0424−92−6044(夜9時以降にお願いいたします。)



8.ヨーロッパ式作業台
木工用の作業台は、ヨーロッパ式の物が有名です。木工王国の米国でも作業台はヨーロッパから輸入された物の評価が高く、米国製の本格的な作業台はないと言っても過言ではありません。
このヨーロッパ式の作業台は日本では殆ど入手不能でした。時々大手のホームセンターが東南アジア製の小型の物を輸入して、販売しているのを見ますが、これは形だけの物であり、とても本格的な作業台と言える物ではありません。
専用の金具・バイスも取り扱っているところが全くなく自作も困難であり、入手するには完成品を船便で輸入するしか方法がありませんでした。
この様な状況を打開すべく、TAMA CRAFTでは金具・バイスの購入ルートを開拓し、伝統的な構造を研究し満を期して、3年ほど前の「手作り木工辞典No.32」で作り方を発表致しましたが、期待に反し読者の反応は鈍く、専用バイス等の金具類の問い合わせ等も殆どない状況でした。
TAMA CRAFTの木工教室に参加された方は良くご存じと思いますが 、 TAMA CRAFTの木工はこの作業台なしには考えられません。加工の作業を安全・確実に行うには、加工材を確実に作業台に固定する必要があるのですが、普通のクランプを用い、単純な板の作業台を用いたのでは、固定作業が難しい場合が多くあります。 現在TAMA CRAFTの会員数は約1500名であり、会員の皆様だけでも1500の工房・作業場があり、各々の工房・作業場には何らかの作業台があるのではないかと思われますが、皆様はどの様な作業台をお使いなのでしょうか?
この様な疑問を持っていた所、ここ1年ぐらい前から徐々に専用バイス・金具の引き合い、ご注文が増え始め、木工教室でこの作業台を教材として作った方が 数名現れる状況になりました。
この作業台を木工教室で作る場合は、接着工程が非常に多く、乾燥待ち時間が必要なため、短期間での製作が困難と言う大きな問題があります。
幸いなことに、今までこの作業台を作られた数名は、TAMA CRAFTの小淵沢の工房から1時間以内の方でしたので、毎日3〜3時間の作業で5〜6日コースで作りましたが、普通の場合はこの様な都合の良い形態は取れません。
そこで、TAMA CRAFTでは、色々と工程を工夫し、何とか2日コースで作業台を作る方法を考案いたしました。

<その1>
技術的に問題が少ない脚部は自宅の工房で製作し、大型機械が必要なテーブルトップの製作、複雑なバイスの組み込みだけを教室で行う。(講習費は2×6材の持ち込み条件で、金具代込みで¥60,000)

<その2>
2×6材の接着を出来る限り自宅工房で済ませてから来る。教室で行うのは、脚の加工・組立、ブロックを1枚の天板に組み立てる。バイスの組み込み等を行います。(講習費は1と同じ)詳細は講習希望者に別途ご連絡いたします。
いずれの場合も、完成品のテーブルトップが搭載可能な車で来られることが条件です。(逆に車に搭載可能な寸法にテーブルトップを短くする方法もあります。)<その2>の場合は、自宅で接着しますので、ポニークランプ等の大型クランプを最低でも6本、出来れば10本ぐらい持っている必要があります。
どうしても教室に来られない遠方の方を支援するために、一番複雑で加工が難しい、テールバイスを完成品にした物を別途販売いたします。(通常の金具・バイスセット ¥40,000/セット 完成テールバイスの場合 ¥50,000/セット)
−以上 −

TAMA CRAFT
代表 芝地 正履
〒158-0092 東京都世田谷区野毛1-12-6
TEL 03-3701-0968

小淵沢工房
〒408-0032 山梨県北杜市長坂町大井ケ森1176-659
TEL 0551-32-6709
FAX 0551-20-4331
E-Mail : shibachi@tamacraft.com
URL http://www.tamacraft.com/

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