6-2.集塵機 工房の集塵の基本は発生するところでまず処理する事です。そのために集塵機が必要になります。家庭用の掃除機はあまりに容量が少なく、自動ガンナを使うと、ほんの数分で一杯になってしまいます。木工用、業務用の集塵機は日本でも数社から発売されておりますが、残念ながら世界的なレベルには達しておりません。 木工用の集塵機の条件は集塵力だけが注目されがちですが、大切なのは粉塵の保持力です。安い機種の中には、一度集塵した粉塵が排気と共にまた室内にまき散らされる物もあります。騒音のレベルにも大差があり、やかましい物と、静かな物では5倍程の差があります。 使い勝手の面からは、オートスタート/ストップ機構があります。この機構は電動工具のメインスウィッチのオン/オフと集塵機のオン/オフが連動する物です。(電動工具のオンと共にスタートし、オフの数秒後に集塵機のスウィッチがオフになります。) これらの評価ポイントからTAMA CRAFTがお勧めするのは、ドイツのFEIN社の物です。
6-3.エアークリーナー 集塵機だけでは微細な粉塵の除去は完全に出来ません。季節が良い時は、工房の窓を開けたり、大型の換気扇で換気を計りますが、夏、冬は冷房、暖房の効率が極端に低下しますので、別の方法で室内の空気を清浄に保つ必要があります。エアークリーナーはこの目的に有効です。 この木工用のエアークリーナーは室内の空気を循環させ微細な粉塵を除去します。能力は22畳の部屋の空気を一時間で6.5回循環させ、5ミクロン以上の粉塵の99%を除去致します。 フィルターは三段あり、清掃して繰り返しの使用が可能です。サイズは70cm×60cm×30cm位であり天井に取り付けるためあまり大きさは気になりません。 運転音は少し前のエアコン程度です。オプションで活性炭のフィルターを取り付ければ、タバコの煙や塗料の臭いの除去も出来ます。
6-4.天井吊りコードリール 工房のコンセントはいくつあっても足りません。壁面のコンセントを使用して工房の中心部で作業をしますと、工房の床面にコードが這い回り、危険である他、掃除の時に非常に邪魔になります。この天井吊り型のコードリールはこれらの悩みを解決致します。リールには約10Mのコードが内蔵されており、巻き尺の様に自動的に巻き取られる用になっています。コンセントは3口あります。
6-6.組み手加工機 組み手加工機は各種組み手をルーターで加工するための機械です。色々な種類の物が市販されていますが、TAMA CRAFTがお勧めするのは、引き出し用の包みアリ組専用機はWOOD HAVEN社の専用機であり、通常のアリ組、アラレ組にはTAMA CRAFT製のボックスメーカーです。ボックスメーカーは使用する板の厚み別に三種類(1/4インチ、1/2インチ、3/4インチ)あり、 1/4、1/2はアリ組とアラレ組の兼用機であり、3/4はアリ組専用機です。
6-8.水分計 木材の水分含有量を瞬時に計測出来ます。通常の水分計は2本の針を差し込んで、電気抵抗を計測するタイプの物ですが、これは超音波で表面ではなく、深さ12.7mmの水分率を計測する物です。大きさはタバコの箱より一回り大きいぐらいです。
6-9.木工用集塵機 TAMA CRAFTでは今までSHOP VACタイプの「WAP」や「FEIN」はご紹介してきましたが、大型の本格的な木工用集塵機のご紹介はしてきませんでしたので、ここで少しご紹介しておきます。 集塵機の大きさはモーター馬力と吸引空気量(CFM=キュービック・フィート・パー・ミニッツ)で表します。 DELTAの場合は1-1/2馬力(1200CFM)迄が115V仕様であり、それ以上のサイズは三相200V又は単相でも230Vになります。そして115V仕様の場合もスタート時の瞬間電流が20Aを超えるため、普通の日本のコンセントからではブレーカーが飛んでしまいます。(日本の場合一つのコンセントから取れる最大電流は20A、ブレーカーを30Aに交換すればOK) 非常に安い物も時折見られますが(殆どがTAIWAN製)なによりもチェックするのはモーターが汎用モーターであるか、誘導モーターであるかと言うことです。汎用モーターの場合は非常に騒音が大きく、とても一日中使える物ではありません。